King Gnu(キングヌー)のギタリストを務めている常田大希さんは、名門・東京藝術大学器楽科チェロ専攻に進学し、過去には小澤征爾が主宰する小澤国際室内楽アカデミーにチェロ奏者して所属していた経歴をもちます。
その常田さんには、2つ年上の兄・常田俊太郎さんがいますが、東大卒の社長です。
そこで今回は、常田大希の兄・俊太郎さんについて解説していきます。
スポンサーリンク
常田俊太郎(常田大希の兄)の経歴とバイオリンの腕前
《Vn.常田俊太郎のオリジナル曲初披露!》
「JPCO POPS LIVE vol.1」では、
Vn.常田 俊太郎のオリジナル曲
『Midnight Carnival』を
演奏いたします🎻お楽しみに!!!#JPCO #JPCOセットリスト pic.twitter.com/8nBeBkQSOz
— JPCO (@JPCO_official) February 16, 2020
常田俊太郎の幼少期
常田俊太郎さんは、常田大希さんの2歳年上で1990年生まれの30歳です。(2020年8月現在)
出身地は、長野県伊那市。
父親はロボットエンジニアでジャズピアノを嗜んでおり、母親はピアノの先生と音楽が溢れる家庭で育ちます。
4歳のときに母親から習わせてもらい幼少期よりバイオリンを始め、バイオリン奏者・北原よし子さん、及び元NHK交響楽団コンサートマスター・⽥中千⾹⼠さんに師事を受けます。
常田俊太郎のバイオリンの腕前
常田俊太郎さんは、バイオリンで以下のような受賞歴などがあります。
第17回⽇本クラシック⾳楽コンクール全国⼤会5位⼊賞
第60回全日本学生音楽コンクールヴァイオリン部門東京大会入選
第9回江藤俊哉ヴァイオリンコンクールジュニア部門全国大会第3位
受賞者演奏会にて日本フィルハーモニー交響楽団と共演
常田俊太郎は伊那北高等学校出身
弟・大希さんは伊那市立東部中学校を卒業されているため、お兄さんの俊太郎さんも同じ中学を卒業している可能性が高いです。
中学卒業後は、伊那北高等学校に進学・卒業されています。
伊那北高等学校の偏差値は62-67で長野県内でもトップクラスに頭の良い高校です。
弟の大希さんも、お兄さんと同じ高校を卒業しています。
高校までは、全国大会に出場するなど、本格的にバイオリンをしており音楽の道に進むかどうかも迷っていた時期があったようです。
俊太郎さんは、インタビューで当時のことを以下のように語っています。
「一般的には頑張っているほうでしたが、自分よりすごい人もたくさんいました。音楽で成功するには自分は熱中の度合いが足りないと合理的に判断して、しっかりした大人になってちゃんと生きていくってことを考えました」
自分と対比した先には弟の姿もあった。「弟は自由だった。興味のないことはほとんどやらない、のめり込むタイプで、時間も食事も忘れて音楽に熱中していました」
「頑張ってきた音楽を諦めるなら、それ相応のことをしないと」。音楽の代わりに選んだのは、東京大学工学部への進学だった。
(引用元:ニューズウィーク日本版)
常田俊太郎は東京大学工学部を卒業
13:00から工学部2号館213講義室で「ステムセルからヒト臓器を作り上げるための工学」の模擬講義が始まります。(事前登録不要) pic.twitter.com/bzAzURdLJO
— 東京大学工学部広報室 (@Eng_Univ_Tokyo) August 1, 2018
常田俊太郎さんは、高校卒業後、東京大学工学部に進学・卒業しています。
東京大学工学部の偏差値は67.5です。
常田俊太郎、卒業後はコンサルティング会社に就職
常田俊太郎さんは大学卒業後、コンサルティング会社に就職し、経営コンサルタントとしてキャリアを歩んでいきます。
しかし、その中で「自分は本当は何をやりたいんだろう」と考えたときにやはり音楽が自分は好きなのだということに気がつきました。
そして、アーティストを支援する事業を展開することに。
弟は大学を1年生でやめました。親が悲しむから一旦休学にしたらと言ったんですが、関係なかった。音楽の道に進むのは一般的には堅実とは言えないかもしれない。でもそんな画一的な評価を受け付けず、熱中できる人をリスペクトしたいと思いました。
(引用元:ニューズウィーク日本版)
スポンサーリンク
常田俊太郎、株式会社ユートニック代表取締役へ
サブスク以降のバンドが、マネタイズするために。行政書士でもあるLITE武田の挑戦
キーマンはKing Gnu・常田大希の兄でアーティスト支援・utoniqを立ち上げた常田俊太郎。新しいお金の生み出し方を模索する2人による音楽とお金の話。バンドとスタートアップの二人三脚の歩みhttps://t.co/RbmCG5V0iI
— CINRA.NET カルチャーメディア (@CINRANET) October 15, 2019
常田俊太郎さんはその後、独立して2018年7月に株式会社ユートニックを、同じ長野県出身の今井祐輝さんと共に立ち上げます。
お二人とも「共同経営者」という形です。
会社は東京都渋谷区円山町にあるようです。
株式会社ユートニックはどんな会社?
株式会社ユートニックは、アーティストをデジタル技術で支援するという会社です。
この、どのようにアーティストをデジタル技術で支援していくかということですが、
アーティストのファンが月額で課金をして、そこでしかみられないコンテンツなどをみられるというもの。
とはいえ、このようなサービスは今までにもあり、株式会社ユートニックの提供するサービスがどのように違うかというと…
Twitterとかでコンテンツを上げるのと同じぐらいのカジュアルさで、いろんな動画を上げたり、音声もここで録音してそのままアップしたりということをできるようにしたんです。
手数料もかなり抑えていて。SNSに近い操作感覚でファンクラブのようなことができるようになっています。
(引用元:音楽主義)
つまり、アーティストのほうも手軽にファンクラブのようなものを開設でき、ファンも気楽な感じで参加できるというものですね。
ちなみに、このサービスは現在も進化中ということです。
ユートニックならアーティストのデジタル作品をかんたん販売!
オンラインだけでなく、ライブイベントでも販売できます。https://t.co/RsmzjHqtmk— utoniq (@utoniq_info) December 2, 2019
幼少期より音楽をやってきて、いかにプロの音楽家になるのに「情熱」が必要であるか実感している俊太郎さんだからこそ、アーティストを自分の得意分野で応援したい!と思ったのではないでしょうか。
コンサル時代の人脈と、音楽家としての経験、そして得意のデジタルを最大限に活かしたビジネスだと言えるでしょう。
常田俊太郎、現在もバイオリン奏者として活躍
今回の出演メンバーは
左から、
ベース:鳴海 克泰
ヴァイオリン:常田 俊太郎
ヴァイオリン:大島 理紗子
ピアノ:久保田 千陽
チェロ:森下 邑里杏(ゲスト)
サックス:高橋 弥歩
ドラム:大津 惇(ゲスト)こちらの豪華メンバーでお届けいたしました👏✨#JPCO #JPCOメンバー #ラドンナ原宿 pic.twitter.com/zSZPuIRA65
— JPCO (@JPCO_official) February 22, 2020
俊太郎さんは現在もバイオリンを弾いており、2017年にピアニストで作編曲家の久保田千陽(ちあき)さんを中心とした次世代クラシック・オーケストラグループ Japan Popular Classics Orchestra(JPCO)のメンバーとしても活躍しています。
以下の動画では、俊太郎さんがバイオリンを弾く姿をご覧いただけます。
《LIVE動画✨》
「ルパン三世のテーマ」
9月にラドンナ原宿にて行われた
LIVEで演奏風景!!Sax 高橋 弥歩
Violin 大島 理紗子
Violin 常田 俊太郎
Cello 石崎 美雨
Bass 鳴海 克泰
Drums/Percussion 沼田 安里
Piano 久保田 千陽 #JPCO #JPCOLIVE動画 #ルパン pic.twitter.com/mcb7SJJdpq— JPCO (@JPCO_official) February 16, 2020
弟・常田大希とバイオリンで共演
ついに!
個人的にはミレパ一推し曲。少しですが参加してます。
楽しみやー。 https://t.co/hoC0ogR0Km— 常田 俊太郎 (@shuntarotsuneta) January 27, 2020
情熱大陸でも、お二人が競演しているのをご覧になった方もいるでしょう。
兄・俊太郎さんは、常田大希さんプロジェクトmillennium paradeに参加したことがあります。
millennium parade、Charaがヴォーカルを務めた曲「Stay!!!」に俊太郎さんの名前もあります。
現在も、お仕事をされつつ「JPCO」にてライブ活動も行っていますので興味のある方は、以下のHPをご覧ください。
常田俊太郎さんは結婚してる?
東大卒でイケメンで経営者、そしてバイオリン奏者として活躍する俊太郎さんがモテないはずはないでしょう。
そこで気になるのは結婚しているかどうかですが、いまのところ結婚しているという情報は入っていません。
もし、結婚しているとすれば、何かしら情報が入るかと思いますので独身の可能性が高いです。
とはいえ、俊太郎さんも30歳。
近い将来、そういった話が出る可能性は非常に高いでしょう。
ちなみに、キングヌー井口さん、元同居人の新井さんは過去に熱愛報道されたことがあります。
勢喜さんに至っては既婚者です。
このように浮いた話の1つや2つあるキングヌーですが、常田大希さんに至っては浮いた話がありません。
スポンサーリンク
常田俊太郎はすごい兄貴だった!
常田俊太郎さんは、弟の大希さんについて「自由だった」と語っていますが、一方で俊太郎さんは堅実な方という印象を受けます。
常田俊太郎さんは4歳のころからバイオリンを嗜み、高校2年生までは本格的にバイオリンをしていて、音楽の道に進むかどうかも迷ったようです。
しかし、ほかの音楽家たちが夢中で音楽をする中で、そこまでの情熱を持てないと思い東大へ進学。
そして卒業後は、経営コンサルタントとして活躍するも、やはり音楽が好きという気持ちに気付き、アーティストを支援する事業を立ち上げます。
兄弟で進んだ道は違いますが、常田俊太郎さんは大希さんのようなミュージシャンを支援するというサービスを得意のデジタル技術と人脈を活かし、サポートしているといってもいいでしょう。
やはり、常田俊太郎さんは弟・大希さんに負けず劣らないすごい兄貴だといえます。
今後も常田兄弟の活躍を応援しています!
スポンサーリンク
King Gnu(キングヌー)関連記事
スポンサーリンク
こちらの記事もおすすめです