ドラマ・昭和元禄落語心中の八雲の実在のモデルの落語家とは?


 

累計190万部を突破した漫画・雲田はるこ作「昭和元禄落語心中」が岡田将生さん主演でドラマ化される事になりました。
岡田さんが演じるのは昭和最後の大名人と称される人気落語家・有楽亭 八雲(ゆうらくてい やくも)。

 

落語家の桂歌丸さんが亡くなった後にドラマ化の決定が報道され、「たまたまだろうが、このタイミングでなので奇縁を感じる」との声が上がりました。
「昭和元禄落語心中」の八雲と桂歌丸さんを重ねて見ていた方々も多く、ファンにとってはこのドラマは感慨深いものでしょう。

 

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昭和元禄落語心中のあらすじ

時代背景は、戦前〜バブル以降までですが、第1巻はテレビや漫才ブームであった昭和50年代頃から始まります。
元チンピラの与太郎は、刑務所の慰問で聞いた八代目有楽亭八雲の落語「死神」を忘れることができず、出所後に八雲の寄席に真っ先に向かい、弟子入りを懇願し、なんとか内弟子になります。それまで弟子は取らないと言ってきた八雲であり与太郎が最初で最後の弟子となります。
(引用元:昭和元禄落語心中

8代目有楽亭八雲の生い立ち

 

芸者の家に生まれましたが、杖を必要とするほど脚を悪くし、幼い頃に七代目八雲の元に預けられる。
(遊郭育ちとも)

もともと生まれが芸者の家だったので芸事は一通り深く通じています。

「アタシ」「おまいさん」「あすこ」などの下町言葉を常用する。

若き日の前座名は、菊比古(きくひこ)。

(引用元:dic.pixiv.ne

 

八雲の実在のモデルとは?

三遊亭圓生出典:wikipedia

 

八雲師匠のモデルについては、作者である雲田はるこさんが6代目三遊亭圓生(さんゆうてい えんしょう)をモデルの一部にしていると明言されています。

作者は名言されていませんが、「遊郭育ち」「アタシなどの言葉」から、桂歌丸さんと重ねて見ている方が多いため、恐らく、桂歌丸さんもモデルの一部とされているのでしょう。

 

現に、二代目助六については、いろんな落語家の方を混ぜていると語っています。

(引用元:bookbang.jp

八雲のモデルの一部・6代目三遊亭圓生とは?

与太郎は八代目有楽亭八雲の落語「死神」を見て、落語に魅せられますが「死神」は実在します。

6代目三遊亭圓生の「死神」↓

 

昭和の大名人の一人と言われる六代目三遊亭円さんは、1900年9月3日に大阪市に生まれます。
名主の家柄に生まれますが、女中の間に生まれ、幼少期は、義太夫の稽古を受けます。

 

しかし1909年頃に、石段で転倒し胸を強打・医師から義太夫を語ることを止められたことから落語家に転向します。

八雲と同じように、端正な顔立ちと細身の体で、遊女やおかみさんなどを演じ人々を魅了していたそうです。

 

79歳の誕生日に高座で小噺を演じた直後に、心臓発作で倒れ亡くなっています。
なお、作中では八雲も高座で心臓発作を起こしながらも、落語を完結しています。

八雲と重ねて見ている人多数・桂歌丸さんとは?

桂歌丸さんは、1936年(昭和11年)8月14日生まれ。

横浜市中区真金町の遊郭「富士楼」の長男と農家の娘の長男として生まれます。

歌丸さんの父親は、3歳の時に他界し、母親は、歌丸さんが小学生の頃に家を出て行ってしまいます。

その後は祖母タネさんと暮らすようになります。
桂歌丸さんについては以下の記事をどうぞ。

桂歌丸の祖母は、横浜で恐れられる遊郭・富士楼の女主人だった?

様々な落語家を重ねて見ると面白い

昭和元禄落語心中の登場人物の1人1人は「この落語家がモデル」といったものはありませんが、
作者のお話から、さまざまな落語家をモデルにされているのだと思います。

漫画・ドラマを見ながら、「もしかして、この人がモデルなのかも?」と架空の人物と実在の人物を重ねて見るのも面白いでしょう。


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