11月24日(日) 18時30分~放送の夢の扉+に
「絶対に墜落しない飛行機」を作ろうとしている
東京大学大学院 教授 鈴木真二さんが 出演されました。

鈴木真二さん及び、鈴木さんの「絶対に墜落しない飛行機」の
研究についてご紹介します。

鈴木 真二(すずき しんじ)さんプロフィール

suzuki

出典:redbullpaperwings.com 

鈴木 真二(すずき しんじ)
1953 年生まれ(60歳) 名古屋出身
東京大学大学院工学系研究科 航空宇宙工学専攻教授

経歴
1977 年東京大学工学部航空宇宙工学科卒業
1979年 東京大学大学院工学系研究科航空宇宙工学専攻修士課程修了
1979 年(株)豊田中央研究所入社
1986 年工学博士(東京大学)
1996年~東京大学教授
2011年~ 国際工学教育推進機構 センター長(兼担)

鈴木教授と飛行機の出会い

鈴木教授が、飛行機に興味を持ったのは、出身地である名古屋には、
飛行機をつくっている会社がおおく、その影響をうけた事がきっかけだったそうです。

ys11YS-11

出典:wikipedia.org

小学校の時に、国産の旅客機「YS11」が初めて作られたことや、
小牧空港に見学に行って、日本でも飛行機が
作られていることを知ったところから、関心がどんどんと強くなったと
語られています。

鈴木教授が「落ちない飛行機」を作ろうとしたきっかけ

現在、航空輸送は増加しているなか、
航空事故の発生率は、一定の値を保っています。

このままでいくと、
2030年までに、旅客機の運行数は現在の2倍以上に増加すると
予想されており、それと比例して事故が増加することが懸念されています。

290px-JA8119_at_itami_airport_1982事故機の JA8119

出典:ja.wikipedia.org

鈴木さんは、1985年(昭和60年)に起きた、
「日航ジャンボ機墜落事故」
「落ちない飛行機を作る」という原点となりました。

「日航ジャンボ機墜落事故」は、
乗員乗客524名のうち520名が亡くなっており、
生存者(負傷者)はわずか4名という
死者数は日本国内で発生した航空機事故で最多数となる
大きな航空事故となりました。(2013年9月の時点)

kyuchan坂本九さん

出典:tv-tokyo.co.jp

この事故により、
『上を向いて歩こう』でも有名な歌手の坂本九さんを含め、
多くの著名人の方々も亡くなっています。

鈴木教授が、目指す「絶対に墜落しない飛行機」

f62c27bd7b96162423485a8ad258b1bd_s

飛行機は、離陸・着陸の際、パイロットが手動で操縦しますが、
飛行中は、コンピュータ制御によって、自動操縦されています。

しかし、機体にトラブルが発生すると、コンピュータでは対応できないので、
パイロットの知識、経験から最善の操縦をすることが求められます。

ですが、パイロットにより、経験や知識はさまざまであり、
トラブルが起きた事により、パイロットが意識不明になる事もあります。

そこで、機体、パイロットに異常が起きた際、
瞬時に状況を把握し、操縦を支える自動制御システムがあれば
事故を回避できる確立がぐんと上がります。

8fe967e2d67dca776bf8391ea4691228_s

鈴木教授は、いわゆる
パイロットをサポートできる最強の人工知能
研究されています。

このシステムは、トラブル発生時に、
使用可能な機能をみつけ、操縦を維持、

不時着場所や、航路などの決定を、瞬時に計算します。

実際に鈴木教授は、人工知能を搭載している模型飛行機が
翼の一部が、脱落した後も飛び続け着陸するという実験に成功しています。

そして、2013年10月には、鈴木教授自らが、人工知能搭載飛行機へ乗り、
わざと翼のコントロール機能を故障させるという前代未聞の実験も行われました。

今後の鈴木教授らの研究が、さらに進み、「絶対に墜落しない飛行機」が
早く誕生することが期待されます。


スポンサードリンク


こちらの記事もおすすめです