2003年、滋賀県東近江市の湖東記念病院で「男性患者の人工呼吸器を外して死亡させた」として殺人罪で懲役12年が確定し、服役した元看護助手西山美香さん。

裁判をやり直す再審の判決公判が31日、大津地裁で開かれ、「無罪」が言い渡されました。
逮捕から約16年ぶりに西山さんの名誉が回復しました。

西山美香 無罪|知的障害を持った彼女の生い立ち〜刑事に恋して

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事件の詳細

2003年5月22日、植物状態の男性患者(当時72歳)が死亡。
人工呼吸器のチューブが外れたことを報じるアラーム音に看護師らが気づかず窒息死したと見られ「過失致死事件」として捜査が開始されました。

西山さんは、2人の看護師と任意聴取され、1年以上経過した翌年7月6日、「職場での待遇への不満から、呼吸器のチューブをはずした」と自白して逮捕されました。

西山さんは当時、24歳で、自白をした相手は県警本部から新たに派遣された若く外見の良い男性刑事でした。

目撃証言などはなく証拠は「自白」のみ。
西山さんは、無罪を主張するも、実刑判決が言い渡されました。

当時、事情聴取は、暴力的、強圧的態度でしたが、一転し優しく接するように。

その刑事の常套手段にも関わらず、西山さんは、相手の刑事を優しい人だと思い込み好意を抱いてしまったとインタビューで語っています。

もともと西山さんは発達障害があり、パニックになると自暴自棄になる一面も。
ストレス過多の状況で、たまに優しくする男性に引かれて行ったのだとと言います。
(引用元:週刊PRIME

最終的に今回、以下のような判決が言い渡されました。

男性患者の死因について、確定判決では「酸素途絶による急性心停止」としていたが、大西裁判長は「他の死因が考えられ、事件性はなく犯罪の証明がない」とし、「西山さんの自白調書を証拠採用しない」とした。

また当初の医学鑑定について「人工呼吸器のチューブが外れたという真偽が疑わしい事実を前提としている」と信用性を否定。不整脈やたんの詰まりで死亡した具体性があると指摘した。
(引用元:Yahooニュース

西山美香・知的障害を持った彼女の生い立ち〜

西山美香さんは、発達障害があります。
そのため、逮捕された場合も、「逮捕の意味も分からなかった」とご本人は語っています。

臨床心理士の女性は、両親との面接や手紙・作文・通知表を調べ、西山さんの発達・知能検査を行っています。

結果は、

・知能は9ー12歳程度の経度知的障害
・不注意や衝動性がある注意欠如多動症(ADHD)がある
・こだわりが強い自閉スペクトラム症(ASD)も「強い傾向」

となっています。
(引用元:chunichi.co.jp

西山さんには、お兄さん2人がいらっしゃいます。
お兄さんたちは成績優秀で幼い頃から、お兄さん達と比べられ劣等感があったと言います。

なお、この話を刑事にした際、刑事は「西山さんは、むしろかしこいコ」などと言葉巧みに西山さんの気をひき、意に沿う供述を引き出そうとしました。

さらに、留置場から取調室へ出してくれる「白馬の王子様」だと思ったと語っています。

上二人が男の子ということで、西山さんが産まれた際、ご両親達はとても喜んだと言います。
しかし、西山さんの成長が遅く病院に行っても異常がない。

しかし、お母さんは当時、とても心配しており「この先この子ふつうの子と同じようにできるんやろか」と言っていたそうです。

(引用元:www.chunichi.co.jp

西山美香 無罪に関する世間の声

まとめ:西山美香 無罪

西山美香さんは、16年の時を経て「無罪」を勝ち取りました。
イケメンの若い刑事を利用し、また西山さんの知的障害や優しい気持ちを利用し、自白させようとした刑事。
ようやく冤罪は晴らされましたが、西山さんの若く楽しい時間を奪ったことは事実です。

このような事件が2度と起こらないことを願うばかりです。


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