世界中で、テロや戦争は現在も続いています。
そんな中、アメリカ軍の無人機による「誤爆」で家族を亡くし、自らも右手を負傷した
パキスタン人のナビラ・レフマンさん11歳。
ナビラ・レフマンさんは、無人機による誤爆の被害を訴えるため、シンポジウムにも出席しました。

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誤爆による家族の死

ナビラ・レフマン

出典:毎日新聞

ナビラ・レフマンさんの家族は、パキスタンの北西部に住んでいました。
アメリカでは、アフガニスタンからパキスタンに逃げ込んだ武装勢力を一掃するため、
2004年頃から、無人機での空爆を開始していました。

ロンドンの非営利団体調査報道局(BIJ)によると、パキスタンではこれまでに421回の無人機攻撃があり
約4000人が亡くなり、その約4分の1が罪のない民間人であると報告しています。

ナビラさんの一家も、被害にあい、菜園にいた祖母は亡くなり、牧草の借り入れをしていた
ナビラさん(当時9歳)・兄ズベイルさんら9人は爆発の破片によって負傷しました。

地元紙は、武装勢力の3人が死亡したと報告しましたが、明らかな誤爆だったといいます。
(引用元:毎日新聞

アメリカでの対応

時は同じころ、パキスタンのタリバンの支配下にありながら、「女性の教育への必要性」を訴え、ノーベル平和賞を受賞した
マララ・ユスフザイさんがいました。

マララさんは、おおきくメディアにも取り上げられ、アメリカホワイトハウス・オバマ大統領とも面会しました。
その2週間後、ナビラ・レフマンさんもアメリカを訪れ、支援団体の協力でアメリカ議会の公聴会で無人機の被害を証言する機会がありました。

しかし、公聴会に出席した議員はわずか5人。ナビラさんは「私たちの話を聞いたら、無人機の攻撃をやめてくれるのではないか」
との思いでアメリカへ訪問しましたが、マララさんとは違い、その対応は180度違っていました。

それでもナビラさんは、「どんな国でもいい人も悪い人もいる。私が会ったのはいい人ばかりで、みんな敬意を持って私たちの話を聞いてくれた」
と感謝の気持ちを表していました。

ナビラ・レフマンさんの過酷か現実

アメリカから帰国したナビラさん一家は、パキスタン軍によるTTPの掃討作戦により、3日以内に村を出ていくように長老に告げられました。
ナビラさんらは、避難所がある街に着きましたが、難民キャンプはいっぱい。その後、公害にある空き地を見つけ、現在もその空き地に
建てた小屋で住んでいます。

そんな状況でも、ナビラさんは夢を諦めていません。ナビラさんは、学校に行って勉強し、弁護士になること。
そして、いつか教育の受けられない故郷の子供たちのためになにかすることだと語っています。
(引用元:毎日新聞

マララ・ユスフザイさんとナビラ・レフマンさん

ナビラ・レフマンさんも、マララ・ユスフザイさんも同じ「平和」を訴え、自身の信念に基き行動してきた少女です。
しかし、マララ・ユスフザイさんは、パキスタンのタリバンの支配に負けず「女性への教育の必要性」を訴え続けました。

マララさんは、オバマ大統領に面会した際、無人機での攻撃を辞めるよう訴えていますが、世界からみるとタリバンに立ち向かう女性といった
イメージが強かったように思います。

しかし、ナビラ・レフマンさんは、アメリカの作戦である無人機の攻撃の被害者であり、無人機の撲滅を訴えています。
それは、アメリカにとって不都合な部分が大きいのでしょう。

世界の大人の事情によって、同じ境遇の少女でも、その人生は全く別のものとなってしまいました。
わたしたちは、世界の事情を知る為にメディアを通して、その事実を知ります。
しかし、その事実の裏には、おおくの犠牲があるかもしれないことを考えて、深く考えることが重要なのだと思います。

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