ゲーム『NARUTO-ナルト- ナルティメット』シリーズや、
『.hack』シリーズの開発で

知られている「株式会社サイバーコネクトツー」代表取締役社長の

松山 洋(まつやま ひろし)さん。
松山洋 がん 少年

出典:twitter

2006年12月に、思いがけない依頼が舞い込みます。

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ガンを患う少年からの願い

20016年12月23日。バンダイナムコゲームスより1本の電話が、松山さんに入りました。

 

当時、松山さんは『.hack//G.U.』をバンダイナムコゲームスに納品し、

あとは発売を待つばかり。

 

しかし、バンダイナムコゲームスの担当者の焦りようから、

何か、ゲームに問題があったのだと松山さんは思います。

 

しかし、電話の内容は、意外なものでした。

 

それは、がんを患う少年に会いに行って欲しいという担当者からの願いでした。

視力を失う前にゲームがしたい!少年の願い

バンダイナムコゲームスの広報部に、前日の22日にメールが届きました。

 

メールの差出人は、「がんの子供を守る会」でソーシャルワーカーをしている女性でした。

メールの内容は、彼女が担当している21歳の少年の話でした。

 

その少年は、1歳の時に、小児がんの一種を発症し、右目を摘出していました。

 

彼は、そのまま片目で生活をしてきたものの、
19歳で左目に、がんが再発。

 

2007年1月9日に、左目の摘出手術をすることが決まっていました。

手術までの3週間を、どう過ごしたいか?」

少年に尋ねたところ、

「あるゲームで遊びたい」

との願いが。

そのゲームが、

松山さんの開発した『.hack』だったのです。

しかし、『.hack』の発売日は、2007年1月18日。

 

ゲームの発売日、すでに手術を終えた少年は視力を失っています。

そこで、担当者の女性から、

「もし、ゲームが完成できているなら、少しでも遊ばせてあげられないでしょうか?」

といったメールの内容だったのです。

少年にクリスマスプレゼント

松山さんは、少年に、発売前の試作品を少年に届けました。

偶然にも、その日は12月25日のクリスマス。

少年にとっては、思いがけないクリスマスプレゼントです。

 

少年は、そのプレゼントに大喜びでした。

 

「エンターテインメントは人生にとって必要不可欠か?」

 

と世間一般では、問われる中、

少年が視力を失う最後に選んでくれたのは、自身が開発したゲームだったのです。

 

この出来事は、松山さんにとって特別な出来事として記憶に残ることになります。

(引用元:エンターテインメントという薬 -光を失う少年にゲームクリエイターが届けたもの-

その後の少年の人生

少年は、全盲になってから、生活訓練を重ね、
ある女性と結婚し、お子さんも授かっています。

 

この感動の物語には、数多くの大人たちが動いたそうです。

当時のことや、少年のその後など、興味のある方は、
是非、「エンターテインメントという薬 -光を失う少年にゲームクリエイターが届けたもの-」
をご覧ください。

エンターテインメントという薬 -光を失う少年にゲームクリエイターが届けたもの-

まとめ

あなたなら、3週間後に、視力を失うとわかっていて、
最後に、何がしたいですか?

ゲームなどの、エンターテインメントは、確かに、
直接的に生活に必須か?と問われれば、そうではないかもしれません。

しかし、生死をさ迷う極限の状態や、
少年のように、人生が180度変わってしまう状況で、

勇気や希望を与えてくれるのは、エンターテインメントではないでしょうか?

今一度、エンターテインメントの必要性について、
いろいろと考えさせられる出来事でした。


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