2017年6月21日、メジャーリーグ「オリオールズvsインディアンス」での始球式で、
片腕の少年ルーク・テリー君が捕手役を務めました。

ルークくんは殿堂入りの投手ジム・パーマー選手のボールを華麗に受け止め、
全米で話題となりました。

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片腕を失くした少年はキャッチャーでメジャーを目指す

ルーク・テリー君はテネシー州の高校の野球部でキャッチャーをしています。
しかし、そんな彼には片腕がありません。

ルーク君は、生後19ヶ月で大腸菌に感染し治療のために右腕を切断しました。

しかし、彼は右腕を失くしていたからといって、野球を諦めることはありませんでした。
そして、野球のポジションの中でも、片腕では最も難関だと思われるキャッチャーに挑戦。
彼のその技は、まさに芸術です。
ルークは、ピッチャーからのボールをキャッチすると、ほぼ同時に肩の高さで弾いて、グローブを落とします。
そして、空中でボールをつかみ、ボールを投げるのです。

それは、まさに神業だと言えるでしょう。

以下でルークの神業を見ることができます。

幼い頃から独自のトレーニング

男の子は、ビデオゲームをするのが大好きです。
もちろん、ルークも他の男の子のように、ビデオゲームをしたいと考えていました。
そこで彼は、コントローラーを両手で持ち、リモコンを動かすために左腕を使っていました。

ルークの母親のダナは、

「ハンディキャップを彼は、自身のハンディキャップではないと考えている」
彼は物事のやり方と自分に最適な方法を自分自身に教えている」

と語っています。

片腕のメジャーリーガー

メジャーリーガーで最も有名な片腕の野球選手はジム・アボットです。
彼は、1989年から1999年までメジャーリーグで活躍しました。

彼は、先天性右手欠損で片腕というハンディキャップを抱えていましたが、
MLBドラフト1巡目(全体8位)でエンゼルスに指名されプロとなり、ヤンキースでも活躍しました。

これまでメジャーリーグでは、彼のように片腕で活躍する選手はいたものの、
投手などはいたものの、キャッチャーの選手はいませんでした。

それでも、ルークは、「難しいからこそ、メジャーリーグに挑戦したい」
という思いがありました。

twitterがきっかけでメジャーリーグへ

片腕 キャッチャー ルーク・テリー
Luke Terry, left, speaks with Baltimore Orioles bench coach John Russell before a baseball game between the Orioles and the Cleveland Indians in Baltimore, Wednesday, June 21, 2017. (AP Photo/Patrick Semansky)

出典:people.com

先ほどご紹介した、twitterの動画は700万ビューを超え、注目を集めました。

また、アメリカンフットボールと野球を兼業した偉大なディオン・サンダース、
カーレースドライバーのケニーウォレス、元野球選手のチッパー・ジョーンズなども彼に注目しました。

2017年には「The Tennessean」にてテリーのインタビュー動画は、
投稿されてから500万回以上の再生回数。

そんなテリーの動画に注目したのは、彼らだけではありませんでした。
メジャーリーグのチーム・オリオールズは、ルークを招待し、始球式を行ったのでした。

引用元:tennessean.compeople.com

片腕のメジャーリーガー・キャッチャーを目指して

ルーク・テリー君は片腕のキャッチャーですが、
彼は、それをハンディキャップだとは思っていません。

幼い頃から、自分がやれる方法を自ら編み出し、
そして、それを自分が自然にこなせるまで教え込んだのです。

それには、人の何倍もの努力が必要だったでしょう。
しかし、彼の話を聞いていると、彼自身は「苦しい」と思っておらず、
楽しんでトレーニングをしているように思います。

それだからでしょうか?

彼のキャッチャーとしての技術は、ハンディキャップを全く感じないほどの
早業・神業です。

だからこそ、SNSでたくさんの人に拡散されたのでしょう。

確かに、ルークがメジャーリーグのプロ選手となる道は厳しいものです。
しかし、ルークであれば、それを成し遂げるのではないか?

と感じました。

数年後、ルークはメジャーリーグの選手として活躍しているかもしれませんね。


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