2013年11月3日(日) 18時~の夢の扉+に、
「抗がん剤の副作用を漢方薬で解消する」ことを目指す
国立がん研究センター
上園保仁(うえぞの やすひと)さんが出演されました。

上園保仁(うえぞの やすひと)さんのプロフィール

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出典:yomidr.yomiuri.co.jp

上園 保仁(うえぞの やすひと)
国立がん研究センター 
分野長/医学博士  上園保仁(54歳)
1989年産業医科大学大学院 修了、医学博士 取得

上園さんが所属する分野長をつとめる「がん患者病態生理研究分野」とは?

上園さんが、所属されている国立がん研究センターでは、
以下を3本柱としています。

1:がん予防
2:早期診断
3:治療法の開発

上記3つに加わる形で、
「患者さんの生活の質(QOL)の向上」を目的に設立されたのが、
上園さんが、所属する「がん患者病態生理研究分野」です。

がん患者病態生理研究分野では、「がんの痛みと悪液質
(がんになり、食欲が衰えて、痩せていく状態)をいかに抑えるか?」
目的に研究をしています。

並びに、「がん治療の副作用の軽減や、
がん患者さんの生活の質(QOL)向上の為の、

漢方薬が何故、効くのか」というメカニズムを解明する研究をされています。

[引用元:qlife-kampo.jp

上園さんが語る「漢方医学」とは?

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出典:zero.indiesj.com

がんになると、抗がん剤を使用することが多いのですが、
食欲不振や吐き気が酷く、
治療を続けられなくなる患者さんもいらっしゃいます。
これでは、抗がん剤治療の効果は充分に発揮されません。

そこで、副作用の軽減に、漢方薬が注目されています。

抗がん剤の副作用は、「全身」に現れます。
漢方薬は、「体の全身」に働きかけることが特徴なので、まさに
抗がん剤の副作用の軽減する役割としてうってつけなのです。

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出典:yomidr.yomiuri.co.jp

しかし、実際のところ
「漢方薬の効果は科学的に証明されていない」
疑問視される方々も未だ多く存在します。

上園さんも、以前は、その一人だったそうです。

しかし、実際は、エビデンス(科学的根拠)が蓄積されてきて、
漢方薬を使用する病院も増えてきています。

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出典:ncc.go.jp
※国立がん研究センター

上園さんの所属する、
国立がん研究センターでも、
「吐き気止め・食欲不振の改善・手のしびれの緩和」などを目的に
20種類くらいの漢方薬が使われています。

しかしながら、認知度はまだ低く、上園さんらは
「漢方をもっと知ってほしい」という思いから、
2012年より、「ここまでエビデンスがあります」
ということを医師らにお知らせする「漢方キャラバンセミナー」を開催しています。

[引用元:yomidr.yomiuri.co.jp

上園さんらが、研究する漢方「六君子湯(リックンシトウ)」とは?

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出典:d.hatena.ne.jp

六君子湯(リックンシトウ)は8種類の生薬でできています。

2008年に、北海道大学の研究チームが、六君子湯の有効成分を突き止めました。

「グレリン」というホルモンが、胃から分泌されているのですが、
グレリンは食欲を増進させます。

六君子湯(リックンシトウ)はそのグレリンを分泌することができるのです。
その為、胃痛、嘔吐、消化不良時などに、処方されています。

漢方は、数種類が一緒に処方されて初めて効果がでるものもあり、
上園さんたちは、
漢方薬の有効性エビデンス(科学的根拠)を作り上げたいと いう
目標のもと研究を行っています。

[引用元:yomidr.yomiuri.co.jp

今後、漢方薬の認知度が高まり、
患者さん達の生活の質が 上がっていくことが期待されます。

上園さんも協力されている 漢方が、漢方の効果や効能、
医学的・科学的情報をわかりやすく案内している「QLife」↓
QLife


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