賃金の「中抜き」などが問題となっている収束作業・除染作業。
その他、劣悪な環境での労働であることも問題となっています。

収束作業・除染作業の実態について調べてみました。

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出典:nikkan-spa.jp

原発事故収束を担う被曝労働者の「劣悪な環境」

労働組合や医師等と連帯して
被曝労働者の労働争議を行う“被ばく労働を考えるネットワーク
のなすびさん(40代男性)によると

20人ほどから、福島の事故収束作業員から問合せがあったそうで、
以下のような苦悩の声が届いているといいます。

・雇用契約書はなし
・口約束、賃金未払いが多い
・親方からの暴力が日常的にある
・被ばく線量隠し
・危険手当なし
・日当1万円以下

住み込みで行われている収束作業では、クビになった次の日からホームレスになり、
失業手当ても出ずに、無収入になるというケースも多いといいます。

[引用元:http://nikkan-spa.jp/426915]2013.04.23記事

 

福島除染作業の実態について「人間として扱われなかった」

青森県の男性(59)が除染作業、
労働環境悪く「人間として扱われなかった」と訴えています。
男性によると、以下のような劣悪な労働環境であったとの事です。

・8畳間のバンガローに同僚と計4人が押し込まれた

・最初の夕食のおかずはナス、もやし、ピーマンをゆでただけのもの。
 会社に不満を言うと「ハム2切れくらい」追加された。

・商店などは近くになく、会社側が用意した昼食は、具のないおにぎりと漬物だけ
  食事を作る女性に尋ねたら、朝食は100円、
   夕食は200円で賄うよう会社側に指示されていたといいます。

2013年2月には福島県川内村で作業員(当時54歳)が
作業中に倒れ心筋梗塞(こうそく)で死亡するケースも起きた。

 [引用元:毎日.jp

 

収束作業による健康被害について

福島第一原発では、2年間で2万6308人が収束作業を行いました。

最も累積被曝線量が多かった労働者は678ミリシーベルト

100ミリシーベルトを超えた労働者は134人
(東電社員、協力企業含む/東京電力発表)となります。

通常の原発労働に比べて圧倒的に被爆線量が高いといえます。

村田三郎医師(阪南中央病院副医院長)によると

今まで40年間、40万人の労働者のうち11人が労災認定されていますが、
そのうち9人は100ミリシーベルト以下で発病しています。

収束作業労働者の方々は、今後白血病だけではなく、
肺がんやさまざまなガン、骨髄腫、心臓疾患
様々な病気になる可能性があると 言います。

先に述べた、労働者134人には、
今後、発病の可能性が高いと言えるでしょう。

今まで労災申請が認められた11人のうち、
生存中に認められたのはたった1人です。

その一人とは、福島第一原発でも働いた熟練作業員で、
悪性リンパ腫を発病した長尾光明さん。

その、一人でさえも、
長尾さん本人と、周囲の人の血のにじむような努力で ようやく勝ち取った
労災認定だったといいます。

チェルノブイリ事故後のウクライナやベラルーシでは、
収束作業員(リクビダートル)はよっぽどの事がない限り、
発病後も生涯にわたって
生活費支援や医療保障を受けられることが定められているそうです。

 

しかし、日本の場合は労働者が資料を集めるなどして必死に訴えても、
認められるケースはほとんどありません。

[引用元:http://nikkan-spa.jp/426915

 

チェルノブイリ事故について

bio

出典: ナショナルジオグラフィック ニュース


チェルノブイリ事故では、 50万人の除染作業員がいました。
そのうちのほとんどが、何かしらの体の異常を訴えたといいます。

そして、早い時期に2万人が死亡
20万人が、ガンや、放射線による内臓の機能障害、
脳神経障害 などに悩まされているといいます。

 

チェルノブイリ 連鎖爆発阻止の闘い6 71

犠牲者ー事故処理作業者(リクビダートル)の知られざる現実

チェルノブイリと画像検索をすれば、とても悲惨な写真が表示されます。

福島では、現在もなお、原発の汚染水問題などが続いています。
チェルノブイリの事故も人ごとではなく、
日本全体が、この問題に対して真剣に
考えなければいけない状況なのではないでしょうか?

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