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似ている人を好きになる心理学的な2つの理由&正反対の人に惹かれる心理


この記事では以下の内容を解説します

①似ている人を好きになる心理学的な2つの理由
②自分と似ていないからこそ好意を抱くことも
③似ていることをアピールする方法

この記事では、似ている人を好きになる心理学的な2つの理由 「類似性の法則」と「マッチング理論」について解説します。

また、似ていない人を好きになる「相補性の法則」についてもご紹介しています。


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似ている人を好きになる心理学的な2つの理由

片思い

1.類似性の法則が働く

「類は友を呼ぶ」という言葉があるように、似た者同士は互いに好意を持ちやすく、友達や恋人になりやすいと言われています。

これを心理学の用語では、「類似性の法則」と言います。

アメリカの心理学者ニューカムは、大学寮に入った学生を対象に実験を行いました。

これによると、大学に入りたての頃は隣の席の人や同じクラスの人と仲良くなりますが、やがて嗜好や言動が似ている者同士が仲良くなっていきました。

つまり、 自分と意見が合ったり趣味があるなど共通点があるほど「相性が良い」と感じることが分かります。

類似性・共通点としては、外見(ファッション)、言葉(方言)、趣味、生活習慣、価値観など様々な要素が考えられます。

これらの他、「精神テンポ(人が心地良いと感じる速さ(話すペースや作業スピード))」が似ていることも重要な要素となります。

似た者同士が仲良くなる理由には「類似性」によって、主に「共同活動の報酬性」「バランス理論」「合意的妥当性」「疲れにくさ」といった以下の4つの要素で、何らかの報酬を得られるからです。

それぞれ、詳しく見ていきましょう。

・共同活動の報酬性

初対面や付き合い始めの段階では、お互いに緊張してリラックスできないものです。

しかし、同じものに興味があるなど相手に共通点を見つけた場合には、相手との会話もはずみ満足感が得られやすく、さらに一緒に居てリラックスできるというメリットがあります。

あなたも初対面の相手と同じ芸能人が好きなど共通点が見つかった時に、一気に緊張感が溶けて話が盛り上がったことはないでしょうか?

このように人は自分と似た人と出会った時、相手に安心感を感じやすいため深い関係を築きやすいのです。

・バランス理論

バランス理論


趣味や関心が同じ人を好きになる理由を、心理学では「そのほうがバランスが良いから」と説明
しており、これを「バランス理論」と呼びます。

バランス理論によると、「自分」「相手」「第三者or問題となっている事象」の3つの関係のバランスが取れていないと、人は不快感を感じやすくなります。

バランス理論では3つの関係について、好意的なら「プラス(+)」、非好意的なら「マイナス(-)」で表します。そして、3つの関係の積がプラスならバランスが良い、マイナスならバランスが悪いと捉えるのです。

例えば、「あなた-男性-音楽」という3つの関係があると仮定します。

あなたは男性も音楽も好きで、男性も音楽が好きだったとします。この時、あなたと男性は+、あなたと音楽は+、男性と音楽も+なので3つの積は+になり、バランスが取れていると言えます。

しかし、あなたが音楽を嫌いになってしまうと、あなたと音楽は-になり、3つの積は-になりバランスが崩れます。

つまり、あなたと好きな事が同じ相手だとバランスが取れており、不快感を感じづらいので仲良くなりやすいのです。

・合意的妥当性

人は、自分の考えを正しいと思いたいと考えています。そして、自分の考えを相手から認めてもらえれば、自分の考えは正しいと思いやすくなります。

このことを、「合意的妥当性」といいます。

人は、自分の意見に賛同してもらうと安心感を得て気分が良くなります。
逆に 自分の意見を否定されてばかりだと、不愉快な気持ちになるものです。

◎私の意見に対して「それは違うと思う」「間違ってる」と否定してばかり友人がいたけど不愉快な気持ちになることが多くて疎遠になっていったよ

このように自分の意見に否定的な相手とは疎遠になり、逆に自分に賛同してくれる相手には安心感や好意を抱きやすいのです。

・疲れづらい

人は自分と似ていない人と一緒にいると、 相手が何を考えているか分からず神経をすり減らしてしまいます。

一方で自分と似ている人であれば、その人の考えや感情を理解しやすく、行動も予想しやすいので精神的に疲れにくいです。

その結果、似ている相手とは一緒に居てもリラックスできるため、相手に好意を感じやすいのです。

このように人は、「不快感を感じない」「満足感を得られる」「リラックスできる」などのメリットが得られる為、自分に似た相手に好意を抱きやすいと言えます。

2.マッチング仮説が働く

人は、 身体的魅力が自分と似た人をパートナーに選ぶ傾向があります。
これを、「マッチング仮説」と呼びます。

例えば、相手と自分を比べた時に、相手があまりに魅力的だと自分に引け目を感じ不快になります。一方、相手が劣っていても不快になります。

しかし、お互いに差が少なければ、不快感を感じることが少なく安心感を抱きやすいのです。

またマッチング仮説では、容姿的な魅力だけでなく社会的地位や賢さなどの部分も当てはまると言われています。

「美女と野獣」と呼ばれるカップルの場合、容姿の魅力が釣り合ってなくとも、男性の社会的な地位が高いなどお互いの魅力が同等である可能性が高いのです。

 

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自分と似ていないからこそ好意を抱くことも

カップル

「類似性の法則」とは逆に、人は自分とは似ていない人に好意を抱くことがあります。これを「相補性の法則」と言います。

これは、 自分にない部分を相手で補おうという心理が働いています。

例えば、地味で人見知りな女性が、派手で人気者の男性に惹かれるのは、この法則が働いているからだと言えます。

つまり、自分にはないものを相手に求めている「ないものねだり」のような心理だと言えます。

しかし、類似性の法則と比べると、相補性の法則の効果は弱いと言われています。

また、付き合い始めの段階では「類似性」が重要な鍵となりますが、関係が深まるにつれて「相補性」が重要になってきます。

自分にない相手の魅力を発見し、お互いの欠点を補い合えるような相補性が、共同生活をする上で重要になっていきます。


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似ていることをアピールする方法

恋

人は自分と違うからこそ惹かれることもありますが、それ以上に自分に似た人に惹かれる傾向が強いです。

そのため好きな人ができたら、できるだけ似ていることをアピールすることが仲良くなる上で重要な鍵となります。

共通点には、ファッションや出身地、家族構成、食べ物の好み、趣味、金銭感覚など様々な要素があります。

例え、「趣味も違うしファッションの嗜好も違う」と思っていても、 お互いに会話していくことで、2人の共通点が発見できることがあります

会話中にそのような共通点を見つけたら、その話題について会話を深め、自分と似ていることをアピールすると良いでしょう。

自分と相手の共通点を見つけるためには、自分の考えや好きな事などを積極的に話し「自己開示」することが大切です。

あなたが「自己開示」することで、相手はあなたの事を理解できるようになるため、安心して相手も自分の事を話してくれるようになります。

 

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【結論】類似性の法則の効果は高め

今回は、似ている人を好きになる心理学的な理由について解説しました。

人は自分と似た人に好意や親近感を抱くことが多いため、仲良くしたい人に出会ったときは、自分と相手の似た部分を探してアピールすることが大切です。

 

「類似性の法則」と「マッチング理論」によって、「一目惚れ」が起きる可能性があります。男性が一目惚れした時のサインについては、下記の記事にまとめていますので併せてご覧ください。

男性が一目惚れした時のサインについて詳しく見る

 

 

(※)参考文献

・斎藤 勇「男女がうまくいく心理学辞典」(朝日新聞出版)
・斎藤 勇「図解心理学用語大全」(誠文堂/新光社)
・金政裕司/相馬敏彦/谷口淳一「図解 史上最強よくわかる恋愛心理学」(ナツメ社)

・ゆうき ゆう「なるほど!」とわかる マンガはじめての恋愛心理学(西東社)

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  • この記事を書いた人

えん

恋愛カウンセラー兼メンタルケア心理士。元ホステス▶︎約3000人を接客して男心を学ぶ▶︎コミュ障克服▶︎婚活Partyでカップリング率90%超に 保有資格:メンタルケア心理士・こころ検定2級・FP2級

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