大島優子さん主演のドラマ『ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~』
舞台となる警視庁組織犯罪対策部内の「暴力団離脱者相談電話」
通称『足抜けコール』

足抜けコール 実在

出典:TBS

『足抜けコール』は、ドラマだけの設定ではなく、実在します。
神奈川県や北海道の
警察本部に相談窓口暴力団離脱相談・足抜けコールが設置
されていますが、

その他にも各都道府県に「暴力追放推進センター」が設置されており、
相談窓口が設けられています。

1992年3月1日に国民を守るために
『暴力団対策法(ぼうりょくだんたいさくほう)』
が施行されました。

暴力団対策法では、27の禁止行為があり『口止め料を要求する行為』
『不当な地上げをする行為』などが挙げられます。

全ての禁止事項はこちら(警視庁)→

この暴力団対策法(ぼうりょくだんたいさくほう)が施行されたことで、
暴力団から離脱を希望する人が急増し、離脱希望者を助ける為の
活動の一環として全国暴力追放運動推進センターは設立されました。

(引用元:全国暴力追放運動推進センター)

活動の一環としては
離脱希望者に対して、暴力団との離脱交渉の仲介、矯正・保護機関と
連携し、社会復帰アドバイザーの制度をもうけたりしています。

またハローワークや暴力追放推進センターなどと
連携し、就労支援なども行われています。

しかし、無事に暴力団から抜け出せたとしても、
まともに仕事を経験している人々が少なく、「仕事があるのか?」
と悩みなかなか抜け出せない人。

そして仕事がなくて、暴力団に舞い戻ってしまう人も多いのが現状
だそうです。

時事ドットコムによると

警察などの働き掛けで暴力団を離脱した人は、
統計を取り始めた1994年以降480~780人で推移。

一方、就職が確認された元組員は同年の140人から減少傾向が続き、
2010年以降は1桁まで落ち込んだ。

12年までの3年間で計15人にとどまり、離脱者計1920人の0.8%だった。 

(引用元:時事ドットコム

暴力団離脱者を雇用してくれる企業には「雇用給付金」が支給される
制度もあるようですが、一筋縄にはいかないようです。

今回の『ヤメゴク~ヤクザやめて頂きます~』では、
「暴力団をやめたい人」だけでなく、「暴力団に悩まされている人」にも
相談できる場所がある事を広める役目があるのではないかと思います。

筆者自身、「暴力団離脱者相談電話」はもちろんのこと、
自分の住む地域に「暴力追放推進センター」があることすら知りませんでした。

このドラマによって『何かあったときに相談できる場所がある』と知る事は
私たちの精神的な安心に繋がるように思います。


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