みなさんは、世界で、もっとも汚染された地域トップ10というのをご存知ですか?

2013年に、アメリカの環境団体が発表されたランキングです。

【もっとも汚染された地域トップ10】
・ガーナ・アグボグロシー
・ウクライナ・チェルノブイリ
・インドネシア・チラルム川
・ジェルジンスク・ロシア
・バングラデシュ・ハザリバーグ
・ザンビア・カブウェ
・インドネシア・南カリマンタン
・アルゼンチン・マタンザ・リアチェロ川流域
・ナイジェリア・ニジェール・デルタ
・ロシア・ノリリスク

それぞれ、汚染物質として、「石油」「核物質」「化学廃棄物」など、汚染の原因は様々です。
中でも、注目したいのが、ガーナのアグボグロシー(agbogbloshie)という地区です。

ガーナのアグボグロシーの別名は、「電子機器のゴミ捨て場」と言われているように、
テレビや電子レンジなどの電子機器が捨てられている場所で、世界一、電子機器が不法投棄されている場所として有名です。

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毒性の高い煙によって人体に深刻な影響

ガーナ アグボグロシー

出典:atchuup.com

電子機器のゴミ捨て場は、残念ながら「ビジネス」になってしまっています。
なぜなら、電気機器に含まれる「銅」や「金」は、高値で取引されるからです。

しかし、その取り出し方は、「ただ燃やす」というシンプルなもの。
幼い子供たちも、1日4〜6ドルを稼ぐために廃棄物を燃やします。

しかし、電子機器を燃やすと出る煙には、発ガン物質となる、「ダイオキシン類」「フラン類」など有毒物質を含んでいます。

そのため、労働者の人体に深刻な影響を与えています。

アグボグロシーの80%の子供たちが危険な状態

ガーナ アグボグロシー

出典:atchuup.com
アグボグロシーに住む80%の子供たちの血液には、人体に危険を与えるレベルの「鉛(なまり)」が含まれています。
そのため、おおくの住民が、慢性的な頭痛、吐き気を感じ、胸や呼吸器官に悪影響を与えています。

夢を叶える前に多くの若者が命を落とす現実

ガーナ アグボグロシー
12歳の少年。3年前から友人と、廃棄物焼却の仕事を始めた。できれば、いつか学校に行きたいと語っている。

出典:dailymail

多くの若者たちが、生計を立てるため、夢のために健康リスクを知りながらも働いています。
中には、不眠症や、頭痛で衰弱しながら働いている若者も少なくありません。

彼らのおおくは、20代のうちにガンで亡くなっていきます。

彼らは、この仕事で十分なお金を稼いでも、不眠や頭痛を解決するために薬を購入したり治療が必要になります。
薬や、治療で、また仕事を再開できても、この地を去り、夢をスタートできる若者は、ほとんどいないのです。

しかし、この仕事に代わる仕事が、この地にないのが現実です。

(参考文献:worstpolluted.orgdailymailatlasobscura.com

まとめ

日本でも、公害問題として「水俣病(みなまたびょう)」「四日市(よっかいち)ぜんそく」「イタイイタイ病(びょう)」などが、
歴史上、問題となりました。

しかし、現在でも世界には、汚染に悩む人々や、幼い子供たち。
そして、リスクをしながらも、その場で仕事をするしかない厳しい現実があることを
私たちは、忘れてはなりません。


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