世界で最も過酷で危険なスポーツだといわれる『アドベンチャーレース』

ピーク・パフォーマンス「ピーク・パフォーマンス」

出典:dailymail

アドベンチャーレースとはトレッキング・カヤック・マウンテンバイクなどの
競技をこなしながらゴールを目指し、
通常、3名以上のチームで構成され3日以上かけて行われるスポーツである。

2014年11月、約700㎞(430マイル)の長距離レース
「アドベンチャー・レーシング・ワールドチャンピオンシップ」がエクアドルで行われた。

その中でスウェーデンの4人チーム「ピーク・パフォーマンス」も参加していた。

彼らは、146時間かけてゴールし12位と大健闘したのだが、
レース中にある野良犬に出会い共にゴールしたことが話題となった。

始まりはチームがトレッキングに備えて食事をしていた時の事。
チームのキャプテンであるミカエル・リンノルドはみすぼらしい野良犬に気付いた。

ミカエルは野良犬を気の毒に思いミートボールを与えた。
その後、野良犬はミカエルらのチームについてきたのである。

そしてチームはその野良犬に「アーサー」と名付けた。
アーサーはチームを決して離れず、チームが仮眠して休む時には
アーサーも仮眠し、まるでチームの一員のようになっていた。

アドベンチャーレース スウェーデン

出典:dailymail

しかしチームがカヤックで川を渡る際、
安全性のためアーサーを一緒に連れていかないように警告された。

しかしアーサーは、チームと離れることを拒み、川をボートと一緒に泳いで渡った。

スウェーデン 野良犬 レース

出典:dailymail

そしてついにアーサーとチームはともにゴールしたのである。

しかし、ミカエルらチームはスウェーデンに帰国しなければならない。
本当であれば、ここでお別れになるところであろう。

しかしミカエルは、どうしてもアーサーを残すことができず
アーサーをスウェーデンに連れて帰ることに決めた。

スウェーデンにアーサーを連れて帰るには健康診断はもちろんのこと
スウェーデン農業委員会からの許可も必要であった。

またアーサーはレースより前に背中に傷を負っており治療が必要であった。
その為、チームはアーサーの治療資金を集めるために
彼らのホームページ内でPayPalのアカウントを開き寄付を募った。

「ピーク・パフォーマンス」のホームページ→

その後、スウェーデン農業委員会からの許可も無事、得る事ができ
アーサーのスウェーデン行きが決定した。

ミカエルはスウェーデン農業委員会の決定を受けた時、
コンピューターの前で泣いたという。

すでにメディアからアーサーは注目を浴びており、
空港には多くのメディアが集まった。

「ピーク・パフォーマンス」のホームページ→

「ピーク・パフォーマンス」のFacebook→

その後も、アーサーは様々な治療を受けたが
現在の健康状態は良好で、ミカエルら家族の一員となった。

ミカエル アーサー

出典:Facebook

ミカエルは『私は勝つためにエクアドルに来ました。
(1位にはなれず12位という結果になったが)その代り、新しい友人を得ました。』
とインタビューで語っている。

遠い異国の地で運命的な出会いを果たしたチームとアーサー。
今後は、ミカエルら家族の一員として幸せな生活を送っていくことだろう。

参考文献:「dailymail」「mensjournal」「Team Peak Performance(Facebook)


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