椎名脩(しいなおさむ)|ゾウの飼育員でありレジェンド【愛媛県立とべ動物園】


愛媛県にある「愛媛県立とべ動物園」は、
中・四国では、有名な動物園の1つです。

日本初、人工保育で育ったしろくまピースは人気者です。

そして、日本ではとべ動物園でしか見られないアフリカゾウの
家族も皆んなに愛されています。

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とべ動物園のアフリカゾウの歴史

とべ動物園 ゾウ 椎名修出典:毎日新聞

アフリカゾウのアフ(父)とリカ(母)は、親のいないみなし子でした。

そのためか、リカは自分で子供を育てることができず、
長女の媛(ひめ)は、リカから、暴力を受け、授乳拒否をされる状況に陥りました。

とべ動物園開園当時から、ゾウの飼育一筋に生きてきた飼育員の椎名脩(しいな・おさむ)さん。
媛は命の危険にさらされ、
椎名さんは、飼育者に泊まり人工哺育を始めました。

日本では、アフリカゾウの人工哺育の例はなく、
約1年半もの間、試行錯誤で、ココナッツ油を加えたミルクを与えたり、
リンゴの食べ方などを実演し、媛の成長を支えました。

そして、徐々に母・リカにも慣れされるよう同じ園舎で飼育できるように。

その後、砥夢(長男)、砥愛(次女)の繁殖にも成功。
野生のアフリカゾウは輸入が禁止されている為、
繁殖させるには、国内で行う道しかありません。

ここ10年で日本で誕生したアフリカゾウはとべ動物園の3頭のみ。

その功績から椎名脩(しいな・おさむ)は「レジェンド」と評価され、
とべ動物園は2014年に、希少動物の繁殖(はんしょく)に顕著(けんちょ)に
功績のあった動物園や水族館に送られる「古賀賞」を受賞しました。
(受賞対象:アフリカゾウの繁殖と群れでの飼育)

残念ながら、父のアフは、2016年4月14日推定29歳で死亡しました。

管理人も小さい頃から、アフの姿を見に行っていただけに、
もうアフの姿が見られないと思うと大変悲しいです。

しかしながら、アフは、3頭もの子供を設けてくれました。

(参考文献:毎日新聞/とべ動物園/アフリカゾウ誕生〜“家族”になる日を夢見て〜(nhk))

椎名修(しいな・おさむ)さんについて

椎名修(しいな・おさむ)
出身:群馬県伊勢崎市

昭和63年とべ動物園の開園と同時に飼育員に。
自宅では、タカと蛇を飼育。

趣味:動物が題材の絵画や木工作品の制作

まとめ

管理人は、学生の頃、レポート作成のため、とべ動物園のアフリカゾウたちを取材。

その際、予約もせずに直撃インタビューしたため飼育員の方たちに
ご迷惑をお掛けした事を、今でも鮮明に覚えています。

もともとは、道後動物園という愛媛県の小さな動物園でした。

そして昭和63年伊予郡砥部町に「愛媛県のとべ動物園」を開園。

いつの間にか、地元だけでなく、アフリカゾウやしろくまピースで話題となり
全国的にも有名な動物園となりました。

ちなみにしろくまのピースも、
日本で初めて人工哺育で育った
ホッキョクグマで、飼育員の高市敦広さんは当時、自宅にピースを
連れて帰り24時間体制で成長をサポートしました。

ピースは、てんかんという病気を患っていますが、
今も、とべ動物園の顔として人気者です。

椎名修(しいな・おさむ)さんや、高市さんの活動を知ると、
「命を守る、育てるという事は並大抵の覚悟ではできない。」

と実感します。

椎名さん、高市さんは、我が子以上に、動物たちと向き合い、
「どうすれば成長するのか?」だけでなく、
動物たちの気持ちまでも考えて日々努力されています。

彼ら飼育員さんたちの深い愛情と、努力があってこそ、
私たちが、動物たちと楽しく触れ合えるのだと思いました。

とべ動物園のみなさん、わたしたちをいつも楽しませてくれて
ありがとうございます。

とべ動物園へ行った事のない方は、是非、1度訪れてみてください。

ペンギンのショーや、レッサーパンダ、オラウータンの綱渡りなど、
子供だけでなく、大人も楽しめる動物園です。

とべ動物園のHPは以下よりご覧いただけます。

とべ動物園HPはこちら→


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